COLUMN

オーサム株式会社 サポート事例紹介2

オーサム株式会社では、スポーツに打ち込んできた学生やアスリートが、自分らしいキャリアを描けるように支援しています。

今回は、大学までサッカー一筋で取り組みながら、プロ内定を勝ち取ったK.Mさんのケースをご紹介します。

「やりたい仕事が見つからない」から始まったキャリア形成

将来が見えず、漠然とした不安からのスタート

K.Mさんは、これまでサッカーに全力を注いできた学生でした。卒業後の進路について尋ねると「正直、ほとんど想像できていませんでした」と語ってくれました。やりたい仕事が思い浮かばない。世の中にどんな職業があるのかさえイメージがつかない。未知の世界に飛び込む不安を抱えながらのスタートでした。

就職活動を始めたのは大学3年の11月。周囲の仲間たちが動き出している姿を見て「自分もやってみよう」と思ったことがきっかけだったそうです。しかし、サッカーに全力を尽くす日々の中で、就活との両立は決してスムーズではありませんでした。

一人では進められなかった就職活動

「何から始めればいいか分からず、手探りの状態でした」とK.Mさん。そんな中で私たちの支援サービスを利用していただきました。

一人で進めていたら、モチベーションも上がらず行動に移せなかっただろうと振り返ります。支援を通じて、常に寄り添い、伴走してくれる存在がいたことで、安心して取り組めたことが大きかったようです。

自己分析で見えた“サッカーで培った強み”

私たちがサポートの中で特に意識したのは、これまでの経験を丁寧に言葉にしていくことでした。サッカーを通じて身につけた「目標に向かって努力し続ける姿勢」や「チームの中での役割意識」は、K.Mさんが当たり前のように取り組んできたこと。しかし、その価値を言語化することで、社会でも十分に通用する強みであると再認識していただけました。

「知れば知るほど、自分の強みだと実感しました」と話す姿からは、自信が芽生えてきたことが伝わってきました。

実践的な支援が未来につながる

履歴書やエントリーシートの添削では、誤字脱字のチェックにとどまらず、企業に響く形での表現へとブラッシュアップ。面接練習では、自分の考えを整理し、相手に伝わる形で話す力を磨いていただきました。

K.Mさんは「今後のキャリアにも活かせる大切な学びになった」と実感されています。就職活動を通じて得た経験は、サッカー選手としての道を歩む中でも、将来のセカンドキャリアを見据える中でも、確実に役立つはずです。

自己分析を通じて得た大きな気づき

プロの道を選んだK.Mさんですが、就職活動を経験したことで「自己分析の重要性」に深く気づいたといいます。自分を知ることこそが、進路を切り拓く第一歩。この学びは今後の人生においても大きな財産になるはずです。

「不安はありません。やるだけです。自分の選んだ道に全力で向き合う覚悟があります」――力強い言葉が印象的でした。

今回のサポートを通して感じたのは、アスリートが持つ可能性の大きさです。競技を通じて培った力は、本人が気づいていないだけで社会で大きな価値を発揮します。その価値を一緒に見つけ、言葉にしていくことが私たちの役割です。

K.Mさんは最後に「同じような立場のアスリートには、ぜひ支援を受けてほしい」と話してくださいました。自分では気づけない強みや可能性に出会える。それこそがキャリア形成の第一歩だと、私たちも確信しています。

オーサム株式会社は、これからもアスリート一人ひとりの挑戦に寄り添い、新たなキャリアの可能性を広げるサポートを続けていきます。

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