履歴書や職歴の書き方に不安を感じていませんか?就職・転職活動において、履歴書はあなたの第一印象を左右する大切な書類です。特に職歴欄は、採用担当者があなたの経験やスキル、仕事への姿勢を読み取る重要なポイント。記入ミスや不適切な表現があると、それだけで評価が下がることもあります。
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この記事では、職歴欄の正しい書き方について解説します。
職歴の正しい書き方
職歴は、あなたのこれまでの経験やスキルを企業に伝える重要な要素です。採用担当者は、職歴欄からあなたの仕事に対する姿勢や能力、ポテンシャルなどを判断します。
誤りや不足がないよう、正確かつ効果的に記述しましょう。
1. 職歴の書き方のルール
職歴は、新しいものから順に記入するのが基本です。入社年月日と退社年月日、会社名、部署名、役職名を正確に記入しましょう。企業によっては、在籍期間だけでなく、業務内容や実績を求められる場合もあります。その場合は、簡潔で分かりやすい説明を心がけましょう。
2. 会社名・部署名・役職名の書き方
会社名は正式名称で記入します。株式会社や有限会社などの法人格も省略せずに記入しましょう。部署名も正式名称で記入し、異動があった場合は、時系列でそれぞれの部署名と在籍期間を明記します。役職名は、正式な名称で記入します。昇進・降格があった場合も、同様に時系列で記入します。
例:
期間 | 会社名 | 部署名 | 役職名 |
---|---|---|---|
2020年4月~現在 | 株式会社〇〇 | 営業部 | 課長 |
2018年4月~2020年3月 | 株式会社〇〇 | 営業部 | 主任 |
3. アルバイト経験の書き方
アルバイト経験も職歴に含めることができます。特に、学生や第二新卒の場合は、アルバイト経験が重要な評価ポイントとなる場合もあります。アルバイト経験を記入する際は、会社名、部署名、期間、業務内容を具体的に記述し、正社員の職歴と同様に、新しいものから順に記入しましょう。どのような仕事に取り組み、何を学び、どのような成果を上げたのかを具体的に記述することで、あなたの能力やポテンシャルを効果的にアピールできます。
4. 職務内容の書き方とポイント
職務内容は、具体的かつ簡潔に記述することが重要です。採用担当者は、職務内容からあなたのスキルや経験、仕事への取り組み方などを判断します。そのため、ただ業務内容を羅列するだけでなく、どのような業務に携わり、どのような成果を上げたのかを具体的に記述することで、あなたの能力を効果的にアピールできます。数字や具体的な事例を用いると、より説得力が増します。
例:新規顧客開拓営業を担当し、年間100件の新規契約を獲得。前年比120%の売上達成に貢献。
5. 退職理由の書き方
退職理由は、履歴書には記入しません。面接で聞かれた際に、前向きな理由で答えるようにしましょう。例えば、「キャリアアップを目指して」、「新しいことに挑戦したくて」など、ポジティブな印象を与える表現を心がけてください。退職理由を聞かれた際は、正直に答えることが大切ですが、前職の会社や上司、同僚の批判は避け、今後のキャリアプランに繋がるような前向きな回答を心がけましょう。
職歴の正しい書き方とポイント完全ガイド | まとめ
履歴書の職歴欄は、あなたの経験やスキル、仕事への姿勢を採用担当者に伝える重要な項目です。正確かつ簡潔に記載することで、あなたの強みやポテンシャルを効果的にアピールできます。会社名や役職名は正式名称で記入し、時系列に沿って記載するのが基本です。アルバイト経験も具体的に記述すれば、評価につながることがあります。また、職務内容には成果や具体的な数字を盛り込むことで、説得力が増します。退職理由は履歴書には記載せず、面接時に前向きな表現で伝えることが大切です。正しい書き方を理解し、自信を持って就職・転職活動に臨みましょう。