アスリートとして長く競技に携わった人の中には、そのまま指導者へと進むケースが少なくありません。しかし最近では、指導者経験を経て ビジネス職へとキャリアチェンジを成功させる例 が増えています。特に、スポーツの現場で培われた“人を動かす力”や“改善思考”は、企業から高く評価されやすいスキルです。
本記事では、実際にあった事例を交えながら、指導者からビジネスの世界へスムーズに移行するポイントを解説します。
指導者からビジネス職へ
事例①:サッカー指導者から「人事・採用担当」へ
ある20代後半の元サッカーコーチは、ジュニア世代の育成を数年間担当してきました。しかし、より広いフィールドで人の成長に関わりたいと考え、AWESOMEの相談に来られました。彼が採用担当として企業に評価されたポイントは以下の3つです。
- 相手の変化に合わせたコミュニケーション力
子どもの成長度合いや性格に合わせて指導方法を変えてきた経験は、採用面談・社員育成と非常に相性が良いスキルです。 - 課題発見力と改善力
チーム運営では常に課題を見つけ、練習メニューを調整する必要があります。これが企業内での改善提案力として評価されました。 - 感情コントロールとマネジメント
試合でのプレッシャーやチームのモチベーション調整を経験しているため、ストレス耐性も高い。
結果として彼は、未経験から人事へ転職し、今では採用戦略を任されるポジションで活躍しています。
事例②:バスケットボール指導者から「営業職」へ
強豪高校でコーチを務めていた30代前半の男性は、競技現場でのキャリアに区切りをつけ、安定したビジネス職を希望していました。営業未経験ながら採用された理由は、まさにスポーツで培った力でした。
- 相手の気持ちを読み取る力
選手の表情や動きからコンディションを読み取り、コミュニケーションを取ってきた経験は、営業先の“本音を察する力”につながる。 - 目標から逆算する計画力
試合に向けて練習メニューを組み立ててきた“逆算思考”は、営業目標の達成プロセス設計に直結。 - 継続力・粘り強さ
営業では断られることも多いですが、彼は「反省→改善→実行」のスポーツ思考で結果を伸ばしていきました。
半年後にはチーム内トップクラスの成績を出し、現在は新規事業の立ち上げメンバーとして活躍中です。
指導者経験がビジネスに向いている理由
指導者としての経験は、実はビジネスの世界で“即戦力”になりやすい要素を多く含んでいます。
① マネジメント経験として評価される
チーム運営や選手育成は、一般企業でのマネジメントと本質は同じです。
② コミュニケーションの幅が広い
子ども、保護者、クラブ関係者、地域など、多様な立場の人と連携してきた強みがあります。
③ 成果に向けたプロセス設計が得意
「目標 → 目標達成の手段 → 改善サイクル」を回す習慣が、ビジネスで求められるPDCAと完全に一致します。
セカンドキャリア成功のポイント
指導者からビジネス職への転身を成功させるには、次の3点が鍵になります。
① 競技・指導経験を“言語化”する
その経験が、なぜ企業で役立つのかを説明できることが重要です。
② 自分の強みを客観的に理解する
自己分析を行い、「どの仕事に向いているか」を把握すること。
③ 一人で悩まず、プロのサポートを受ける
アスリート専門のキャリア支援には、経験の棚卸しや企業選びのサポートがあります。
指導者経験は“最強のビジネススキル”
多くのアスリートが不安に感じるのは、「スポーツしかやってこなかった」という思い込みです。しかし実際は、競技や指導の現場で身につけてきた力は、ビジネスの世界でこそ強力な武器になります。オーサム株式会社では、こうした“スポーツの価値を言語化し、キャリアに変える”サポートを行っています。
指導者としての経験を新しいステージで活かしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。